伝説の殺し屋が正義のために爆弾テロリストの壊滅に挑む、『マークスマン』監督×『アメリカン・スナイパー』製作陣による全世界待望のドリームチームが放つハードボイルド・アクション 『プロフェッショナル』より、リーアム・ニーソン演じる元退役軍人で暗殺請負人フィンバーが銃を携えるシーンばかりを捉えた場面カットが解禁された。
シニアの円熟とタフなファイトを両立させる、唯一無二のアクションヒーローとして独自の座を築いてきた名優リーアム・ニーソン。自身の故郷である北アイルランドを舞台に、暗殺請負の仕事に長年従事していた男が引退し、別の人生を歩もうとした矢先、IRAのテロ集団と対決する。ハードな修羅場を幾度も潜り抜けてきた過去を持つ主人公が、その優しさゆえ、疲弊した心身を奮い立たせながら、最後の戦いに立ち向かっていく姿に、ニーソン本人の姿を重ねずにはいられない。また1970年代当時の北アイルランド紛争という混沌とした政治・社会状況をリアルに反映。フィクションの醍醐味を存分に打ち出しつつ、あり得たかもしれない現実味を見事に獲得している。


鋭い眼光で狙いを定め銃を構える姿や、警察官の横ですら銃を構えていたりと、常にフィンバーは銃を持ち歩いているのだ。またいくつかの写真で、どこか悲哀を感じるのは、実はフィンバーが殺し屋稼業を引退し、庭仕事をしたり、行きつけのBARで楽しく酒を飲んだりと、とにかく平穏な生活を送り人生をやり直したいと願っているからだろう。



リーアム・ニーソンがキャリアの集大成として選んだ本作で演じたのは“銃を置くことができない男“。出演の決め手は「西部劇風の脚本が気に入って出演を決めた」と明かす。「毎日仕事に行くのが本当に楽しかった。撮影地のドニゴール県は、アイルランドでは“忘れられた県”とも呼ばれることがあり、北西の果てに位置しています。とても険しく、それでいて非常に美しい場所でした。その風景が、物語の持つ荒々しさや動乱をより際立たせてくれたと思います。特に1970年代の北アイルランドは、非常に激動の時代でした。暴力的な事件も多く発生していました。そんな背景がある中で、ドニゴールの地形がその時代の緊張感をさらに引き立てていたように感じます」と、撮影地の美しさがバイオレンス描写をより一層際立たせていると語る。世界1銃が似合う70代・リーアム・ニーソンがスマホを手放せない現代人のごとく、どこへ行くにも銃を携えるフィンバーを演じ、アイルランドの美しい景色の中で、「戦いはもうたくさんだ」とつぶやきながら、次々とテロリストたちを葬り去っていく本作をぜひ大きなスクリーンで!



4/11(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開